塗装ブースの圧送室を3層に分割して特定のエリアのみ空調をすることで、低コスト・高品質・快適 な作業環境を実現します。また作業に応じて、空調を3層のエリアで切り替えることも可能です。
【 風量480(m³/min) 】
作業エリアのみに対して冷房をすることで、夏場でも快適な作業環境を低コストで実現します。作業内容に応じて冷房エリアの切替が可能です。
【 風量430(m³/min) 】
加湿ユニットにより温風を加湿することができます。冬季などの乾燥した空気を加湿することで高品質な塗装環境を作ります。作業内容に応じて加湿エリアの切替が可能です。
【 乾燥温度80℃ 】
全体の風量を減らすことによって、ブース全体に80℃の熱風を供給できます。マスキングモード(全体冷房)と組み合わせることで乾燥作業後の室温を速やかに下げ、次の作業にスムーズに取りかかることが可能です
【 風量140(m³/min) 】【 吹出温度約15~27℃ 】
省エネパッケージエアコンのみの運転でブース全体に冷風・温風を送り、塗装前のマスキング等に最適なブース室温を作ります。年間を通して安定した作業環境をローコストで実現します。
圧送室の分割方向は縦と横の2パターンから選べます。
ウエットエアー式空調機による恒温恒湿な環境でロボット塗装が可能。お客様のワークと塗料 で品質検証もできます。
低温低湿から、従来困難だった高温高湿まで、ご希望に応じた精密な塗装環境を実現します。
ヒートポンプとカルネアの組合せで最適な省エネ制御を実現しました。ブース内を半分に区別して、空調の有無も体験できます。様々な業界の高品質塗装にも十分対応できる空調機です。
性能 | 水と空気を直接接触させる熱交換方式を採用しており、散水温度と散水量を正確にコントロールする事で、任意の温度・湿度の空気を安定して供給する事ができます(加湿効率が100%近い)。外気温が低温でも、高温・高湿環境を作り出すことが可能であり、省エネ性にも非常に優れております。散水の中を空気が通るため、高い除塵効果が得られ、天井フィルターの交換頻度を延ばせます。(蒸気回収による加湿方式は、薬品が濃縮されており、リボイラーが必要となります。)その為、リボイラーを導入されていないお客様へも推奨できます(蒸気レス可能)。 |
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必要 ユーティリティー |
コンプレッサー、純水装置が不要であり、電気容量もダウンできます。 |
経済性比較 |
イニシャルコスト、ランニングコスト共に安価となります。 空調機のCOP※は約25%向上します。 COPとは・・・COP(成績係数)=冷暖房能力(kw)÷冷暖房消費電力(kw) |
シリカの飛散 | ウエットエアー方式により吹き出し空気中のシリカ濃度が上昇する事はありません。 また、シリカが飛散する事もありません。 (シリカが塗装表面に付着すると塗料のはじき・塗装品質を低下させます) |
メンテナンス | 水噴霧加湿方式に比べてメンテナンス項目が少なく、容易で安価となります。 |
天井・側面が同時に“手動”で軽く開閉可能。ピットレス仕様で、フォーク・クレーン作業が スムーズに行え、土間工事不要のため、設置工事・工期を大きく削減可能です。
乾燥炉にヒートポンプ式を採用。水と電気だけで75°Cの高温乾燥環境を作ります。高効率のため、運転費、CO2排出量を大幅に削減できるだけでなく、燃焼器がないため安心・安全です。